コロンビア WG遠征日記中村知大(大道塾総本部)

2013.8.8更新

押忍、総本部の中村です。 7/26〜8/2迄コロンビアWGに選手として参加させて頂きました。
イベントにつきましては、東塾長がレポートをアップされているので、自分からは、試合、WG全体の2点に関する感想をご報告させて頂きます。

試合

今回は、高橋師範の試合レポートにある通り、全試合が各国のトップ選手が集まっているわけではありませんでしたが(※)、やはりロシアの世界チャンピオン2名の実力は飛び抜けていたように感じました。また、270+のオーストラリア選手(MICHAEL VAN DER VLIST)、自分と対戦した-230のモンゴル選手(OTGONTSEREN ENKHBAT)は次回の世界大会でも日本の脅威となり得るかと思います。

※編集部注:出場選手の選抜については「組み合わせ」の補足を参照ください。

自分は29日にブガ市でモンゴル人選手、カリ市でブラジル人選手と2試合をやらせて頂きました。2試合とも勝利できましたが、試合をすることで未熟な部分や技術が分かってきたので、持ち帰って稽古内容に反映しようと思います。
また、外国人は強引にでもポイントを取りにいこうとする選手も多く、そのような「考え方」や「攻撃パターン」の違いにも注意しなければいけないと感じました。

WG全体の感想

カリ市・ブガ市全体がWG1色といった感じで、WGに対する関心の高さが町全体から伺えました。このような大会の一競技として空道が参加したことは、空道がこれからも世界に拡大していく上で新たなステップを駆け上がったように感じます。

ブガ市でのエキシビジョンマッチとアスリートプラザでの模範試合共に大盛況でした。自分は試合をしていたので、あまり観客席をよく観察することはできなかったのですが観客の反応も良く、試合をしている側としても非常にやりやすかったです。

選手としては、WGの様に空道や大道塾という枠組みを少し抜け出したところで試合をやれたことは凄く新鮮でした。また、観客の反応を見ても、(祭好きというお国柄はあるとしても)空道を知らない人々があれだけ盛り上がってくれたことは、当に公の競技として空道が認められたように感じました。

昨年から東塾長を始め、諸先輩方、事務局、塾生の皆様の努力・御支援があったからこそ出来上がった舞台かと思います。その舞台で試合をさせて頂き非常に光栄です。ありがとうございました。今回のWGを通過点にし、選手としての自分の役割を全うできるよう精進致します。

中村知大(大道塾総本部)

PageTop