The World Gamesレポート黒木克昌(大道塾江東支部)

2013.8.5更新

押忍、江東支部の黒木です。この度、7月26日より8月2日までワールドゲームズ・カリ大会に行って参りました。自分にとって五年振りのコロンビア・カリ市となりました。空道の大会自体はブガ市での開催でしたが、当時カリ市で指導していた道場生が試合したり、まだ5、6才だった子供が演舞の為に来ていて再会したりと懐かしかったです。細かいレポートは塾長より随時ホームページでアップされていましたのでここでは割愛させて頂き感想だけで失礼します。

今大会は現代の日本人に足りないコミュニケーションが各国境を越えたからこそ成功に結び着いたと思います。単なる技術競争集団ではなく、しっかりした目的意識にリスペクトしました。「個人の目的」と「組織の目的」が何なのかをしっかり理解出来ているからこその協力体制だったと思います。我々も見習わなければなりません。大道塾全国合同サマーキャンプ前にとても良い刺激になりました。特に三日目(29日)のカリ市中心地での野外ステージプロモーションが一番心を熱くさせました。きっかけから二年にもなる参加実現に至るまでの長い道程を考えると、このような歴史的な場面に遭遇出来た事はとても光栄でした。

特に今回はそれぞれの役割が多くタイトなスケジュールの中、誰一人として欠けられない緊張感のある場面の連続でした。自分はルール説明演舞、審判員に加え、選手として出場する事が出発二日前に決まりました。試合の方はご存知の通り無様な結果に終わりましたが、どんな小さな事でも任務を全う出来ればという気持ちでしたので後悔はありません。いつも自分に言い聞かせている“ピンチはチャンス”という事を実感出来て良かったです。何でも最後までやってみなければ分からない、頭であれこれ考える前に時には体で先に動いた方が良い場合もあります。そんな事も今回の事で若い世代の塾生に伝えたいです。チャレンジ精神を常に前向きに持って欲しいです。

塾長、事務局長、このような大チャンスを下さいまして有難うございました。評議委員長、高橋師範、何かとお気遣い下さいまして有難うございました。友次支部長、小松支部長、毎日楽しかったです!またご一緒出来たらと思います。横井指導員、怪我した自分に細かなご配慮感謝しております。加藤選手、中村選手、また行こう!有難う!留守中指導に来てくれた能登谷支部長、江東支部の皆さん、有難うございました。最後に、裏の裏まで頑張り踏張り通してくれた由美子ちゃんの存在がなければ今大会の成功はなかったと思います。ここまで来るのに本当に大変だったと思います。由美ちゃん、有難う!疲れ様でした!

当たり前な事などない。どんな事でも裏方、事務方の支えがあって成り立っているのだと。あるのは感謝と有難み。この事も若い世代に伝えたいです。押忍。

黒木克昌(大道塾江東支部)

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